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Orgasol® は球形の粒子形状をしたポリアミドで、コーティングやワニスの表面でOrgasol® 粒子が摩耗から物理的に防御します。また、ポリアミドは摩擦係数がひくく、耐摩耗性が高いプラスチックとしてよく知られています。

塗膜の表面近くにOrgasol® 粒子が存在すると、光の偏向が生じるためです。艶消し効果は、Orgasol®の平均粒子径 (APS) とコーティングの乾燥厚 (DFT) との比率、およびOrgasol® の添加量に依存します。

もちろんです!Orgasol®の添加量が少ない場合は光沢を維持できます。

はい、Orgasol® をシリカと組み合わせると、光沢を非常に低くできます(<10)。

はい。「Orgasol® の平均粒子サイズ (APS) と乾燥膜厚 (DFT) の比」と、Orgasol®の添加濃度で、手触り (テクスチャー) 効果が決まります。 DFTがAPSよりも薄い場合、Orgasol® 粒子が露出するため表面がでこぼこになり、表面粗さが増します。 Orgasol® は粒度分布が狭いので、手触り (テクスチャー) 感の均一性と一貫性が得られます。

Orgasol®は、コーティング組成の安定性に悪影響を及ぼしません。 PTFE粉末とは異なり、Orgasol®は密度が低いので、沈殿物の発生が少なくなります。

Orgasol® は、水ベース、溶剤型、100%固体UVまたはEB硬化システムなどのあらゆる種類の配合で使用できます。 100%固体のUV硬化性配合物では、Orgasol® は配合物の粘度に影響を与えず、艶消し効果と耐摩耗性の向上が得られます。

制限はありません。 Orgasol® は現在、アルキド、ポリエステル、ポリウレタン、アクリル、エポキシなどのさまざまな樹脂またはバインダーの添加剤に使用されています。 Orgasol® は、すべての配合 (水ベース、溶剤型、100%固体UVまたはEB硬化可能) で有益・有用です。特に、ウレタンベースのコーティングで最良の結果が得られています。

Orgasol® は、さまざまな種類の湿潤剤により水に簡単に分散できます。ご使用の水性コーティングに湿潤剤が添加されている場合は、Orgasol® をそのまま分散させるだけです。水性コーティングで共溶媒を使用している場合は、事前にOrgasol® を共溶媒に分散させてから、水性コーティングに導入します。

Orgasol® は優れた耐薬品性を備えているため、ほとんどの溶剤系に添加可能です。混合段階の最後にOrgasol® を追加するだけで、溶剤がOrgasol®を濡らすのに十分な時間を確保できます。 

はい、Orgasol® は、スポーツ施設や工業用フローリングでその目的によく使用されます。コーティングの厚さに比べて大きな粒子サイズを使用することにより、ざらざらした質感が得られ、滑り止めと清掃が容易な特性が得られます。

はい。 Orgasol® を追加すると、特にOrgasol® の平均粒子サイズ (APS) が膜厚よりも大きい場合に、耐性が大幅に向上します。ポリアミド粉末のAPSが大きいほど、コーティング表面をラバーソール等でマークするのが難しくなり、スポンジで簡単に洗浄できます。

透明な表面のフィルムの透明度への影響は、使用するOrgasol® のグレード選択と添加量によって異なります。 Orgasaol® を最大15%添加しても、フィルムの透明度に影響はありません。

Orgasol®は摩擦係数が低く、2つの表面間の摩擦係数を下げられます。 Orgasol®は、ブロッキング防止性を向上します。たとえば、ポリウレタンワニス処理のガスケットに追加すると、車の窓とゴム製の窓シールの間など、ゴムとガラスの間の摩擦係数を最小限に抑えられます。

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